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音楽と旅行と食べ歩き、イタリアに留学していたクラリネット奏者+元イタリア・スローフード協会会員、奥田英之の話
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ジュネーヴの光

夏のジュネーヴ

日差しがまぶしかった。




木陰を求めベンチに腰をかけた。


風が心地よかった。


ベンチに座りながら、空を見た。

葉と葉の間から、夏の太陽が顔を見せる。


僕が感じた、ジュネーヴの光だった。



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2007年8月6日
by vagaoku | 2007-11-30 10:45 | viaggio/旅
ミラノの秋。。。その2

autunno (アウトゥーンノ) : 秋



日本(東京周辺)に比べると1ヶ月以上早くに秋が訪れるようです。

イタリアの極端に短い秋。

わずかなミラノで見たの紅葉の写真です。



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写真:今考えるとイタリアではあまり見なかったイチョウの木。



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写真:落ち葉が集められた公園の道。


ミラノ プッブリチ公園
Milano Giardini Pubblici
by vagaoku | 2007-11-29 08:55 | milano/ミラノ
柿。。。cachi/kaki

秋は、果物のおいしい季節です。

特に秋の果物は、他の季節には無い、独特の香りと豊かな風味があります。


秋の果物「柿」は、イタリア語でも「cachiまたは、kaki」と書いて「カーキ」と呼びます。
(単数形で「caco:カ-コ」とも言う)

これは、中国原産の柿が日本を経由してヨーロッパに入ったからだと思います。
そのため、イタリアでは「カキ(カーキ)」と呼ぶようになったのかもしれません。


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イタリアの柿は、完熟の状態で店や市場に並びます。
そのため、出来るだけつぶれないような入れ物に入って、売られていることが多いです。

日本だと、「見切り品」としてグチュグチュになっているような状態が、普通に売られている状態です。

買って来たら、ヘタの辺りを輪切りにして、柿自体を器のような状態にしてスプーンで中をすくって食べます。

とろりとしたなんともいえない食感と甘い果肉が口の中に広がります。


もともと、硬い柿よりも柔らかい柿が好きなので、僕にとっての食べごろの柿ばかりで幸せでした。

イタリアでスプーンですくって食べる方法を知ってからは、日本でもこの食べ方をしていますが、亡くなったおじいちゃんもそういう食べ方で柔らかい柿を好んでいたことを聞き、自分のどこかにそういう趣向を持っていたのかもしれません。


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そういえば、、、
イタリアでは、さまざまな乾燥果物があるが、柿は見かけたことがありません。
もしかしたら、何処かの地域で干し柿を作っている可能性はあるが、市場には出回らないものだと思う。


全ての写真は、ミラノの市場(Mercato:メルカート)で購入したものです。
by vagaoku | 2007-11-26 17:53 | cibo/食品
さようなら、ルチアーノ
  

僕が今年イタリアに滞在していた時に退院したテノール歌手のルチアーノ・パヴァロッティ。
友達たちと退院した話をしていたのは、フィレンツェで夕食をしている時のことだった。


Luciano Pavarotti : ルチアーノ・パヴァロッティ

1935年10月12日、Emilia-Romagna(エミーリア・ロマーニャ州)
Modena(モーデナ)で生まれたテノール歌手。


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パヴァロッティの父親(フェルナンド)は、パン職人の傍ら、アマチュア・テノール歌手だった。

モーデナ出身の同い年のソプラノ歌手Mirella Freni(ミレッラ・フレーニ)は、幼なじみで、同じ乳母によって育てられた。
これほどの二人が同郷で同い年と言うのは、ほとんど奇跡に近いと思う。

プッチーニ作曲の歌劇「ラ・ボエーム」のDVDで、この二人が一緒に歌っているのを見ることが出来る。
(指揮:ティツィアーノ・セヴェリーニ、サン・フランシスコ・オペラ、ミミ:ミレッラ・フレーニ、ロドルフォ:ルチアーノ・パヴァロッティ)


パヴァロッティは、1961年に出身地モデナの近くのReggio Emilia(レッジオ=エミーリア)市立劇場で、この「ラ・ボーエム」のロドルフォ役を歌い、オペラでの初舞台を踏んだ。

「ラ・ボエーム」のロドルフォ役はパヴァロッティにとって、重要なレパートリーのひとつだったのは確かだ。


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2007年9月6日、アンコーナからミラノ方面に出かけるために朝から用意をしていた。
朝からテレビでは、パヴァロッティの過去の映像で特集をやっていた。

初めはわからなかった。。。

しばらく、テレビを見ながら用意をしていたら、なぜ特集をしていたのかが分かった。。。

自宅で治療中だったが病状の悪化により、数日間の間に何度か意識不明に陥っていた。
6日の朝、友人や前妻に見守られながらモデナ(Modena)の自宅で亡くなった。


7日の朝、ほぼ各新聞はパヴァロッティが1面を飾った。
新聞の中には、沢山の特集が組まれているものだった。

7日の夕方、僕はミラノからフィレンツェへIC(インテル・シティ:客車タイプの特急)で移動していた。
モデナ駅で停車をした車内から、パヴァロッティの冥福を祈った。
モデナ駅のホームは、普段と全く変わらない雰囲気だった。


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写真:パヴァロッティが亡くなった事を知らせた2007年9月7日の様々なイタリアの新聞。
沢山売られていた新聞の中から自分の心に響いた新聞社の物を購入した。



多くの新聞は、「世界中が泣いている」「テノールの第一人者を失った」などというものだったが、LA STAMPA(ラ・スタンパ)の見出しは心に響いた。

「Pavarotti, ultimo atto」

「ultimo:ウルティモ」=「最終の、最後の」
「atto:アット」=「行い、動作、(オペラなどの)幕」

僕は、この新聞の見出しを見たとき「パヴァロッティは、(まだ、テノール歌手として)最終幕を演じているのか!」と、新聞を買うときに涙をし、新聞を開くと再び涙をし、ミラノから移動している列車の中で涙を流した。
自然に流れていた。

それくらい、僕にとっては印象強く、とってもシンプルな文章でした。







2007年9月8日15時、彼の出身地モデナのDuomo(ドゥオーモ:大聖堂)でほぼ国葬と同じような大規模な葬式が行われた。
(一般弔問は、8~9日に行われた)


葬儀には、プローディ首相をはじめ多くの招待者が参列した。

葬儀は、ヴェルディの歌劇「オテロ」~「Ave Maria(アヴェ・マリーア)」の歌から始まり、グルックの歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~「精霊の踊り」のフルート演奏、モーツァルトの「Ave Verm Corpus(アヴェ・ヴェルム・コルプス)」と続いた。
最後は、パヴァロッティが1978年に父フェルナンドとふたりで歌った「Panis Angelicus(パニス・アンジェリクス」が大聖堂に流れ、音楽に包まれた葬儀だった。

その後、娘のアリーチェ(Alice:アリス)ちゃん(4歳)が、«Papà, so che mi hai tanto amata e so che mi proteggerai sempre»
「パパは、私をとても愛してくれました。それと、これからもずっと私を守ってくれるでしょう」と読み上げられ、パヴァロッティの棺は大聖堂から運び出された。



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写真:パヴァロッティ、葬儀中のモデナ大聖堂。
この写真はPupia.TVの記事から引用させてもらいました。

パヴァロッティの遺体が収められた棺桶は、白いカエデで作られ、パヴァロッティが好きだったヒマワリで多い尽くされた。




2006年、ピエモンテ州トリーノ(Torino)で行われた冬季オリンピックの開会式でパヴァロッティがプッチーニ作曲の歌劇「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ!(Nessun dorma!)を歌っていた。

「こんなにパヴァロッティが歌えるなんて!」と思ったくらい素晴らしいアリアだった。

録音しておかなかったのが残念だったが、You Tubeで「pavarotti torino」と入力し検索をすると、このときの映像を見ることが出来る。

パヴァロッティにとって、この舞台が最後のステージとなってしまった。。。




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写真:フィレンツェのVia dell'Oriuolo(ヴィーア・デッロリウオーロ:オリウオーロ通り)にある中古レコード店で見かけた、1964年にデッカ社から発売されたパヴァロッティのオペラ・アリア集のデビュー・レコード。
2007年9月8日 フィレンツェにて



このブログは、イタリアにいる時に書きたかったですが、時間がなく書くことが出来ませんでした。
非常に残念です。


写真撮影、地図製作:奥田英之
by vagaoku | 2007-11-25 15:04 | musica/音楽
イタリアのわんこたち その5


フィレンツェで見かけたフィアット「500(チンクエチェント)」。

フィアットのチンクエチェントといえば、イタリアの自動車界の小型自動車の名車とも言えるほどの車です。


フィレンツェの街中で見かけたので、いつもと同じように写真を撮りにふらふらと近づきました。


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綺麗に保存している車だったので、車内も写しておこうと思い、内装を。。。


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あれ?
何かが、ある?
いや、いる?

車の中に犬がいる!



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起き上がったので反対側に移動して、、、

車が小さいから、犬が大きい!

いや、車だと思うから不思議な感じがするのかもしれない。

これが、犬小屋でたまたまタイヤがついている車なんだと考えれば、犬にとってはガラス窓つきの快適な犬小屋なのかもしれない。


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イタリアで走行中の車の窓から顔を出している犬をよく見かけるが、これほどサイズがぴったりな犬は見たことがない。

はじめは、小さい車が道路に止まっていて、それを撮りに行こうと近づいたのに、まさか大きい犬小屋だった。。。
みたいに、犬は満足げにこちらを見たり、落ち着いて座席に座っていました。

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しかし、これが街中だったから、まだ落ち着いて見る事が出来たのかもしれないが、もしとなりを走っている車を見て、前の席にふたり人間が座っていて、同じサイズの犬が後ろの席で普通に座っていたら、一瞬驚くかもしれない。
by vagaoku | 2007-11-24 18:22 | イタリアの猫と犬たち
道。。。La Strada
ローマにあるほとんどの道は、好きな道ではありません。
その数あるローマの道でも、この道は格別です。

すぐ近くには、スペイン階段やポポロ広場があるとは思えないほど、落ち着いた雰囲気のあるVia Margutta(ヴィーア・マルグッタ:マルグッタ通り)です。


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写真:Via Margutta(ヴィーア・マルグッタ:マルグッタ通り)


この道のポポロ広場側に、イタリアのどこの街にもあるような建物の壁に、目立たない石でできた看板(?)があります。


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写真:入り口の白い門の右上に白い石の看板がはめ込まれている。


この建物にはめ込まれた看板は、この建物に住んでいたある夫婦の肖像が描かれています。

この描かれている肖像を見て、分かる人にはすぐに誰だか分かると思います。

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写真:この建物に住んでいた住民が書かれた、建物にはめ込まれた看板。


この白い石の看板には「Giulietta Masina(ジゥリエッタ・マジーナ)」と「Federico Fellini(フェデリーコ・フェッリーニ)」の名前を確認できると思います。

この二人の名前は、「La Strada(ラ・ストラーダ:道)」と言う映画で 競演した後、夫婦になりこの建物に生涯住んでいた、フェデリーコ・フェッリーニの家でした。

生前は、この界隈をよくこの姿(看板の肖像)で散歩をしていたようです。



「La Strada (ラ・ストラーダ:道)」(1954)


監督…フェデリーコ・フェリーニ(Federico Fellini)
脚本…フェデリーコ・フェリーニ、エンニーオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネッリ
(Federico Fellini, Ennio Flaiano, Tullio Pinelli)
音楽…ニーノ・ロータ(Nino Rota)

出演…
ジゥリエッタ・マシーナ(ジェルソミーナ):Giulietta Masina(Gelsomina)
アンソニー・クイン(ザンパノ):Anthony Quinn(Zampanò)
リチャード・ベイスハート(綱渡り芸人):Richard Basehart(il Matto)
アルド・シルベーニ(サーカス団長):Aldo Silvani(Il Sig. Giraffa)
マルチェラ・ロベレ(未亡人):Marcella Rovere(la vedova)
リーディア・ヴェントゥリーニ(修道女):Lidia Venturini(la suora)






by vagaoku | 2007-11-23 10:07 | italia/イタリア
映画 : LA TIGRE E LA NEVE

LA TIGRE E LA NEVE (ラ・ティーグレ・エ・ラ・ネーヴェ:虎と雪)

日本語タイトルは、「人生は、奇跡の詩」

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この映画を見たのは、今年(2007年)にスペインへ行ったとき、ビルバオ(Bilbao)からマドリード(Madrid)を移動するバスの車内ででした。

なので、スペイン語でこの映画を見ました。


イタリアで一番有名な役者、ロベルト・ベニーニの映画です。
主要なメンバーはいつもの通りです。

話は、現在のイタリア。
ベニーニは、大学の詩科の講師。

内容はあまりかけませんが、あるときから夢の中で必ず会う女性が、、、
その彼女のことを思い続けていたら、その人が現れた。。。

映画の中の舞台は、ローマ~夢~バグダット~ローマ
と、不思議な流れがある。

そして、最後、ポプラの綿がローマの街を飛び交い、不思議で幻想的な風景を目にする。

とても印象的な映画だった。

この映画を見るまでは、スペイン語(スペインで見たので)をあまり理解できなかったのですが、映像がついた声優の話すスペイン語だったらからか、とても耳になじみ、不思議とその日からスペイン語を理解でいるようになっていました。

いつかイタリア語か日本語で、この映画をちゃんと見なおしたいです。


そして、いつかポプラの綿の舞う風景をイタリアで見たいです。。。



監督:ロベルト・ベニーニ (Robert Benigni)
脚本:ヴィンチェンツォ・チェラーミ (Vincenzo Cerami)
撮影:ファビオ・チャンチェッティ (Fabio Cianchetti)
録音:ブルーノ・プッパーロ (Bruno Pupparo)
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ (Nicola Piovanti)
美術;マウリーツィオ・サバティーニ (Maurizio Sabatini)
編集:マッシモ・フィオッキ (Massimo Fiocchi)
制作:ニコレッタ・ブラスキ (Nicoletta Braschi)
出演:ロベルト・ベニーニ (Roberto Benigni)
ジャン・レノ (Jean Reno)
ニコレッタ・ブラスキ (Nicoletta Braschi)
トム・ウェイツ (Tom Waits)
エミリア・フォックス (Emilia Fox)
by vagaoku | 2007-11-19 16:34 | ある音楽家の感じた美術
資生堂「TSUBAKI」のコマーシャル


テレビを見ていたら、見覚えのある映像が流れてきた。
とっても懐かしい風景が流れてきた。


資生堂「白のTSUBAKI」と言うシャンプーのコマーシャルで仲間由紀恵バージョンで「懐かしい風景」を見ました。


しかし、ホームページを見るまで画面中央に出ている人が誰(仲間由紀恵)だかわからなかったです。

後ろの風景に目が行ってしまっていたからかもしれませんが・・・


コマーシャルで流れていた「懐かしい風景」と言うのは、ミラノ中央駅です。


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写真:ミラノ中央駅。コマーシャルではこの写真と逆の方向から撮影しています。

このコマーシャルの最後のほうの右側に映っている列車はES CITYという、ミラノ中央駅からは1日1本しか出発しないので、このコマーシャルは朝7時前に撮影されたと思います。

客車タイプの特急IC(インテル・シティ)とES(ユーロ・スター・イタリア)のあいのこみたいな列車で、名前も「ES CITY(ユーロスター・シティ)」という中途半端な列車。
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写真:ユーロ・スター・シティ
アンコーナ駅にて


おそらく、今年の初めくらいから走り出しているはずだが、あまり乗り心地はよくありませんでした。


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写真:ES Cityの1等車の車内。見た目は綺麗ですが・・・

もともと、個室タイプの客車タイプの特急列車を作り変え、車内を新しくしました。
しかし、ES City(ユーロ・スター・シティ)用の座席は、悪すぎます。
走行速度は、客車タイプの特急(IC:インテル・シティ)と同じなので、ES(ユーロスター・イタリア)よりは出ません。
それなのに、ユーロスター・イタリアとたいして料金は変わりません。

1等車での車内サービス(ドリンク・サービスや新聞などのサービス)もありません。

個人的な意見だと、車両の塗装もあまり好きではありません。
なんだか、「イタリアなのになんでこんな配色なんだろう?」とがっかりしてしまいます。




注意) この前、テレビ番組で「オリエント急行」をやっていたときに、ヴェネツィア駅にES Cityが停車しているのが写っていたので、後で調べたらミラノ~ヴェネツィア間にもES Cityが走っていて、最近までES(ユーロ・スター・イタリア)が走っていたのほとんどをES Cityに変更したみたいです。



資生堂「TSUBAKI」のサイトへ
by vagaoku | 2007-11-16 19:52 | milano/ミラノ
イプシロン・ディエーチの車窓から:その1

シエナで出会ってからの友達「よしくん」の所有する車(Lancia Y10:ランチア・イプシロン・ディエーチ)の助手席の窓からカメラを投げ出し、豪快に風を感じながら、イタリアの風景を撮っていました。

ある日、「そのうち『イプシロン・ディエーチ(Y10)からの風景』と言う名前でブログに載せて下さいよ」と言う提案が。。。(もし、言葉が間違っていたらごめんなさい)

意外によく撮れている写真や面白い写真が多く、見ごたえがあります。
が、その反面、とにかく撮りまくっていたの、その写真がどこの場所なのかわからない写真も多いです。

あと、対象物のほうにカメラは向けているけど、カメラだけを窓から出して撮っていたので、後から見ると「これは何をとったんだろう?」と思う写真も。。。
向かい風に耐えられなく、対象物からそれてしまった写真もありました。

ただ、運転していると撮ることは出来ない、車からの目線を楽しめると思います。


と言うわけで、車から見た風景
「イプシロン・ディエーチの車窓から」と名前をつけて、写真だけでイタリアの風景と空気を感じてもらえたら、嬉しいです。

運転してくれていたよしくん、ありがとう。



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写真:SS4号線。
マルケ州、Acquasanta Terme(アクゥアサンタ・テルメ)付近。
2007.08.18


丘の上にある小さな街をよく見かける。
山間部に差し掛かった辺りの、木に覆い隠された小さな街。
道路は昔からある街を避けて、小さな丘を迂回する。
街に近づく頃には、木々が街をかくしてしまう。
小さな丘の上の小さな街、一瞬だけの幸せな出来事だった。
by vagaoku | 2007-11-15 11:27 | lancia Y10/車から・・・
ティファニー展
少し前の話ですが。。。

演奏会の準備やあちこちの楽器店へ行く途中に立ち寄ることが出来ました。


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東京都庭園美術館で行われている、「世界を魅了したティファニー 1837-2007」へ行ってきました。

以前から美術館になっている旧・朝香宮(あさかのみや)邸には、行ってみたいと思っていました。

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写真:旧・朝香宮邸


1933年(昭和8年)に建てられた建物は、その当時に流行していた「アール・デコ様式」の内装で覆われています。
現代では、考えられないほど「本物」を使用しています。


屋敷の内装は、朝香宮夫妻がフランス人デザイナーアンリ・ラパン(Henri Rapan:1873-1939)に依頼して作り上げられました。
ラパンは、正面玄関にある女神像のガラスのレリーフや大広間などのシャンデリアをジュエリーデザイナーでガラス工芸家でもあったルネ・ラリック(René Lalique:1860-1945)、鉄工芸のレイモン・ジューブ、彫刻家のレオン・ブランショらに依頼し、この屋敷の内装をフランス・アール・デコで満たしました。


この屋敷で少し残念のは、正面玄関に入るまでのアスファルトの道。

随分前から気になっていたのですが、建物の色と周りの雰囲気などとアスファルトの黒すぎる色が合わないように感じます。

水溜りが出来にくいアスファルトを使っていましたが、、、
メンテナンスを考えるとしょうがない事なのかな?

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写真:チラシと購入したカタログ。
このカタログで、この内容で、あの値段で購入できるのは、ちょっと驚きました。
お勧めです。


ティファニー展は、本当に素晴らしいものばかりで、ゆっくり見たいです。

美術展をやっているときは、建物の細部までは見ることが出来ないですが、雰囲気もとっても良かったです。

ガイドフォンも丁寧な説明で、、、
今回、初めて日本語のガイドフォンを使いました。
イタリアやスペインでは、イタリア語のガイドフォンしか使ったことが無かったので新鮮でした。

展示物に当てる照明など、とても良かったのですが、美術館自体の照明を落としているため、中途半端に光が入り、せっかくの宝石類にいろんな色の光(ケース内の照明、美術館の照明、窓のカーテンを通ってきた光、外の光、廊下からの光など)が入ってしまうこともあり、均一な光で見たかった展示物もありました。
ティファニーのカット方法は、光を特に入れやすいので。。。


一番気になったのは、展示物のケースです。
あれって、どうにもならないのかな?

美術館に限らない問題なのかもしれないけど、、、

美術品自体を見ている目線から、腰をかがめなければ見えないような位置に説明が書いてあると、明らかに歩いている時の目線から離れているし、展示物を見ている体勢から説明を読む時に体勢を変えなければいけないような、展示方法はどうにかした方がいいと思う。

せめて、下ではなく上に目線を移動させて欲しいです。。。


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ハガキ:東京と庭園美術館で購入したもの

ラリックの製作した、正面玄関にある女神像のガラスは、オリエント急行食堂車でも見られるような雰囲気のものです。

このハガキのような照明であって欲しかったのですが、行った時には右の三枚それぞれの後ろ下に、極めて近い位置に3つ照明が置いてあり、ガラス自体が古い時代のものと言うより「薄汚れて汚いガラス」に見えてしまうような、ワット数が高いものを使用していたのが残念でした。
せめて、当時に使用していただろうと思われる暗めの電球を使って欲しかったです。

ここを訪れる人は、そこまで要求しないものなのかな?
もしかしたら、美術展使用の照明になっていたかもしれないので、建物自体の判断は庭園美術館主催の「じっくり見よう!アール・デコ」と言う企画のときに、判断したいです。

もし、「美術館が本当に建物を見せよう」と思うなら、照明にも気を遣うはずなので、その時に期待をして。。。


東京都庭園美術館」公式サイトへ



東京都にある、旧朝香宮邸や旧岩崎邸などをみると、「せっかく作るならちゃんとした物を作って欲しい」と思ってしまいます。
中途半端に作って、その時だけ満足するようなものではなく、後の時代に残せるものを作って欲しいです。

残念な色使いの「旧岩崎邸」公式サイトへ
「公園」として紹介しているから、しょうがないのかな。。。

なんだか、いろいろ残念です。。。
by vagaoku | 2007-11-13 09:42 | ある音楽家の感じた美術