花。。。その5
2009年 05月 26日
日本でもよく見かけるようになってきた「トケイソウ」の花。
最近、この花の果実がパッションフルーツになることを知りました。
以前は、パッションフルーツは「グラナディラ」というクラリネットなどの木管楽器で使われる「グラナディラ」から出来ると思っていました。
調べたら、クラリネットなどの木管楽器に使われる「グラナディラ:grenadilla」と言う黒い木は「マメ科」に属し、トケイソウ=パッションフルーツの「グラナディラ:granadilla(微妙にスペルも違った)」は「トケイソウ科」となるらしい・・・
ただ、両方とも英語の方言で「グラナディラ」と言うらしく、どこで使われる言葉なのか調べたのですがよくわかりません。
さらに調べていたら「グラナディラ」と「黒檀」とも違うらしく、、、
黒檀は「カキノキ科」に属すらしい。。。
日本では、時計に似ているので「トケイソウ」と言う名前だが、イタリア語の「passiflora:パッシフローラ」の名前の由来は、、、
1610年に原産地に派遣されたスエズス会の宣教師たちがこの花をかつて「アッシジの聖フランチェスコ(francesco d'Assisi)」が夢に見たと言う「十字架上の花」だと思い、「fiore della passione:フィオーレ・デッラ・パッシオーネ(フィオーレ:花。パッシオーネ:キリストの受難)」と言う由来から、1753年にスウェーデンの植物学者カル・フォン・リンネが名前を付けたようです。
英名はPassion Flower(パッション・フラワー)と呼ばれ、その花から出来る果物なので「パッション・フルーツ」になったようです。