イタリアの朝食。。。その1
2009年 02月 19日
「イタリアで何を食べていたの?」
難しい質問です・・・
普通に考えても、毎日食べているものは違うし、その時に食べたいものを自分で作ったりしているので、「何を」って難しいです。
しかし、朝食に関しては「何」と言いやすいです。
もともと、あまり朝食を食べるほうではなく、イタリアに行ってから朝食をとるようになったからです。
普通のイタリアでの朝食は、どうかと言うと。。。
家での飲み物は、、、
Caffe e Latte(カッフェ・エ・ラッテ:エスプレッソと温かい牛乳)や
Cappucino(カップチーノ:カプチーノ)や
麦のコーヒーや
フルーツジュース などなど・・・
食べ物は、、、
biscotti(ビスコッティ:ビスケット)や
ラスクや
brioches(ブリオッシュ)の中に杏などジャムが入ったものや
さまざまなメーカーから出ているチョコレートなどを使ったmerendine(メレンディーネ)朝食用のお菓子や
果物などなど・・・
日本と比べると、量はものすごく少なく、軽め(少なめ)です。
イタリアに住んでいたときのお気に入りは、牛乳が多めのカッフェ・エ・ラッテとBiscotto(ビスコット:ビスケット)でした。
カッフェ・エ・ラッテ(Caffe e latte)と大麦のビスケット(バリッラ・グループ、Mulino bianco:ムリーノ・ビアンコ社製)
ビスコッティ以外にもお気に入りがありました。
savoiardo(サヴォイアルド:単数形)
savoiardi(サヴォイアルディ:複数形)
ティラミス(tiramisu)で使われることの多いビスケットの一種。
卵、小麦粉、砂糖、蜂蜜などで作られることが多く、味はカステラに似ているが、細長く「サクッ」と軽くもろい食感が特徴です。
「サヴォイアルディ」は、昔サルデーニャ島を領地としていたサヴォイア家から名前が取られたといわれています。
朝食の時に、カッフェ・エ・ラッテを入れた大きな器にサヴォイアルディを1本軽くつけて食べるのが、イタリアにいた時の至福の時間でした。
普段は、スーパーで買ってきたお気に入りのビスコッティでしたが。。。
サヴォイアルディやビスコッティにしっかり染み込ませたいのですが、染み込ませ過ぎると・・・
口に届く前に「ボロッ」と落ちてしまうので注意が必要でしたが、それも楽しみの一つでした。