イタリアの建物 外観
2007年 04月 05日
建物外壁の色、屋根の色、建物の並び、道路の路面。。。
様々な街の写真を並べてみると特徴と違いが分かると思います。
○ トスカーナ州
外壁、屋根とも同じような色。
レンガは、その土地の土の色です。
「シエナ色(シェンナ)」と呼ばれています。
シエナの近くの街なのでシエナの色と似ている。
レンガではなく、石が外壁で使われている。
○ ラーツィオ州
建物をきれいに見せるために、この地域は漆喰が塗られている。
街の近くに石切り場があり大理石に似た白い石が採れる。
その石は建物、道に使われている。
○ ヴェネート州
隣接しあう建物は同じ色がなく、この島の特徴を出している。
○ マルケ州
新市街といっても築百年ぐらいの建物が並ぶ。
屋根の色に多少差があっても、その町の色がある。
海岸線に面した街でしか取れない白い石を建物で使っている。
新市街では、あまり見かけなくなった。
○ プーリィア州
夏の暑さを防ぐために建物を真っ白に塗っているが、この街の旧市街はなぜか外に階段が設置されている。
そのため、建物の上にも玄関が見える。
イタリアで最も特徴的なトゥルッリ(単数形:トゥルッロ)と言う建物。
降ってきた雨を建物の地下に溜めやすく、壊しやすく建てやすいと、このような形になるようです。
イタリアの街並みを見ているだけでも楽しく、さまざま興味を持ちませんか?