てぃだかんかん・・・八重山諸島へ その3
2011年 03月 03日
そこは2月とは思えない太陽があふれた島でした。
昔から変わることの無いゆっくりした時間がここには流れていました。
由布島は、西表島の与那良川から流れ出た砂が海に堆積し、遠浅の海に出来た島です。
このような砂州を方言で「ユブ」と言われていたようで、それに「由布」という漢字をあてたと言われています。
堆積した砂は非常にしっかりしていて、海に並んでいる電柱近くを10t車くらいまだ通れるようです。
干潮時には水がほとんど無くなり西表島から歩いて渡れるほどです。
夏の大潮では約90cmほど水位が上がるようです。
由布島から西表島へゆっくり移動している最中にも潮の満ち引きを感じることができました。
砂の堆積した遠浅の海の反対側(由布島の西側)は、全く違う景色が広がっています。
島の反対側は、遠浅の海ではなく普通の海が広がっています。
他の島と比べると、砂浜は珊瑚と砂が混ざっている感じでした。
全ての写真は、2011年2月27日に撮影しました。