Top

音楽と旅行と食べ歩き、イタリアに留学していたクラリネット奏者+元イタリア・スローフード協会会員、奥田英之の話
カテゴリ
全体
musica/音楽
italia/イタリア
milano/ミラノ
viaggio/旅
teatro/劇場
cittadina/小さな街
monologo/独り言
tram/トラム
trasporto/交通機関
mi piacciono...好きな..
cibo/食品
primo piatto/パスタ類
cielo/イタリアの空
fiore/花
lancia Y10/車から・・・
italiano/イタリア語
giappone/日本の事
cinema/映画
supermercato
IKEA
vino/ワイン
ottimo!! 素晴らしい!
stoltzman CD
clarinetto/クラリネット
僕のひとり旅
トップ画像について
ある音楽家の感じた美術
イタリアの猫と犬たち
BlitzBrass/ブリッツブラス
知って楽しい音楽用語
父さんとの旅
〇〇国で演奏をする
メイン・ページ
ホームページ
vagabondo

1800年代の楽譜
musica musica!

ブログ
primo piatto
settebello

プロフィール
profilo



グループ
雷神
Quattro Ance
Drie Fonteinen


STRABACCO













検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2007年 03月 ( 24 )   > この月の画像一覧
ユーロスター・イタリア ETR500の車内 その1
ユーロスター・イタリア」からの続きです。

ETR500 (Elettro Treno Rapido:エレットロ・トレーノ・ラーピド)


以前は、1等車4両、2等車6両、食堂車1両、前後の機関車部2両の計13両編成だったが、2004年から徐々に、1等車4両、2等車7両、食堂車1両、前後の機関車部2両の計14両編成で運行している。
車両数を調節したため機関車部(1次車)があまってしまい、ユーロスターから格下げして一般機関車として使い始めている。

基本編成(方向は、時々変わることがある) 1=1等車、2=2等車
  機関車部+1+1+1+1+食堂車+2+2+2+2+2+2+2+機関車部
←ミラノ・ローマ     フィレンツェ・レッチェ・ナポリ・トリーノ・ヴェネツィア→


座席は中心にくぼみがあるため、体を包み込むような座りは心地が良い。
この座席に慣れてしまうと、新幹線の座席は耐えられなくなってしまう。

座席は、固定でボックスの向かい合わせになっている席が多い。
間に収納式のテーブルがあるので、座席間は広い。
向かい合わせになっていない座席もあるが、その座席は前の座席の背もたれにテーブルが収納されている。

リクライニングは、日本でよく見かける背もたれが倒れるのタイプではなく、座面が前に滑っていくタイプ。
座面が前に迫り出すので、向かい合っている座席の時には、向かいの人のひざが当たってしまうが、背もたれごと前に移動するので体を包む感じは失われないままリクライニングが出来る。
向かい合せになっていない座席は、前の背もたれが倒れないので視線のあたりの空間は保たれる。

向かい合わせになっていない座席には、1等車、2等車関係なく足置きがある。



e0081119_1525244.jpg
写真:1等車の車内
赤を基調とした3列シート座席方向は固定式電動(エアー式)リクライニング



e0081119_15255491.jpg
写真:2等車の車内
緑を基調とした4列シート座席方向は固定式
リクライニング・スイッチは座席下の分かりにくい所に設置してある




トレンイターリアのホームページから
1等車の画像を見る 2等車の画像を見る        QuickTime.



ユーロスター・イタリア ETR500の車内 その2」へ。
[PR]
by vagaoku | 2007-03-31 00:07 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
マルケ州の名物
この写真を見て、これが何だか分かった人はかなりのイタリア料理通だと思います。


e0081119_17463673.jpg



イタリア・マルケ州の、ある街の名前が付いたこの料理は、主に前菜で出てきます。
または、街中のお惣菜屋さんやメルカート(市場)でも買うことが出来ます。


大きさは、一口サイズの小さな揚げ物です。

フォークと並べると大きさが分かると思います。

e0081119_1747214.jpg


この料理は、マルケ州の南にあるAscoli Piceno(アスコリ・ピチェーノ)と言う町で生まれた、大粒の「オリーベ・アスコラーネ種(オリーブの種類)」を使い、そのオリーブの種類の名前がそのまま料理名になった。
Olive ascolane(オリーヴェ・アスコラーネ)は、塩漬けになった緑色の大粒のオリーブの種を抜いたところに、甘みを含んだひき肉を詰めて揚げた絶妙な味が後をひく揚げ物です。


この料理を初めて食べたのは、マルケ州のPesaro(ペーザロ)という作曲者ロッシーニの生まれたアドリア海に面した街のレストランでした。

このときは、アコーディオンの勉強をしている友達と一緒だったが、あまりの美味しさについ白ワインを飲みすぎてしまった思い出があります。
彼は、このとき始めて「白ワインが美味しい」と言ったはずです。

マルケ州の白ワインは、独特の香があり意外な美味しさがあります。


それほど美味しく、おつまみとしても、小腹の空いた時にも楽しめる料理です。


e0081119_17472484.jpg
写真:ミラノ市内のメルカート(市場)の鶏肉屋さんで購入したアリーヴェ・アスコラーネです。
[PR]
by vagaoku | 2007-03-29 22:19 | mi piacciono...好きな.. | Comments(0)
行ってみたい?見てみたい? イタリアのスーパーマーケット
実は、以前から自分のホームページにイタリアのスーパーマーケットの写真を並べて、自分が歩いている雰囲気だけでも。。。

と、考えていました。


しかし、スーパーの中で写真を撮る難しさ(構えた写真ではなく、自分の目線に近く撮ること。こっそり撮ると盗撮になってしまう。人が多いと商品が写らない)、ホームページにどのように並べていくか。。。

e0081119_17415939.jpg
ミラノでもっとも多く買い物に行き、お世話になった「esselunga(エッセルンガ)」 ウンブリア通り店。
Milnao Viale Unbria 28


スーパーマーケットにある買い物カートのグリップ部にカメラを乗せて試してみた。
e0081119_17432219.jpg
移動しながらシャッターを押すと全体がぼやけてしまった。

e0081119_1744178.jpg
人が多すぎて、商品が写せなかった。


残念な写真になってしまった。
[PR]
by vagaoku | 2007-03-28 20:30 | italia/イタリア | Comments(0)
ある日の空 - 3



e0081119_0321916.jpg



23.06.04 Ancona
2004年6月23日 アンコーナ
- Panasonic LC43






東京辺りでは、昔見たような真っ赤な夕焼けを見ることが少なくなりました。

夕焼けは、日本列島の西側に海があり、その海からの水蒸気によって日本列島では独特の真っ赤な夕焼けが見ることが出来ます。
東京あたりが夕焼けになるころ、太陽はインドのあたりを照らしているようです。

イタリアは地中海性気候のため非常に乾燥しています。
そのため日本のような夕焼けは見ることが出来ません。
夕日が沈みそうになると一瞬赤く空が染まるが、空はすぐに地球の陰に隠れ暗くなってしまいます。

ただ、西側に地中海があるので、条件によっては独特な夕焼けになります。

アンコーナは、イタリア半島の東側、アドリア海に面した街です。
アンコーナから西に向かうとウンブリア州(チッタ・ディ・カステッロ辺り)、トスカーナ州(ポッジボンシ、ヴォルテッラ、リヴォルノ辺り)を通り地中海に抜けます。
このどこかの地域で雨が降り、アンコーナが晴れていると独特な夕焼けが見ることが出来ます。






e0081119_1212153.jpg
08.09.04 Ancona
2004年9月8日
 アンコーナ
- Panasonic LC43

サイズ加工写真

[PR]
by vagaoku | 2007-03-27 19:41 | cielo/イタリアの空 | Comments(0)
演奏会のお知らせ。
クラリネットとピアノのリサイタル

2007年 3月31日 土曜日 開演14:00
ルーテル市川教会

>>プログラム<<
グノー:歌劇「ロミオとジュリエット」~私は夢に生きたい
トーマ:歌劇「ミニョン」~私はティターニア
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(エマ・ジョンソン編曲)
中田章:早春賦
團伊久磨:花の街
武満徹:エア AIR (クラリネット・ソロ版)
シューマン:幻想小曲集
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」~私のお父さん
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」~わたしが町を歩くと
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」~冷たい手を
ロヴレーリオ:ヴェルディ歌劇「椿姫」の主題による演奏会用幻想曲
(当日、プログラムが代わる場合もあります。ご了承ください)

演奏  クラリネット:奥田英之 ピアノ:小泉亜希子

ルーテル市川教会
京成電鉄国府台駅より徒歩5分。JR市川駅より徒歩15分
千葉県市川市市川4-1-5


●教会の御好意により、入場無料となっていますが
開演時に自由献金があります。


この演奏会は、クラリネットとピアノの演奏会ですが「歌曲・アリア」を中心としたプログラムになっています。
クラリネットの魅力をお楽しみください。

e0081119_15534719.jpg

[PR]
by vagaoku | 2007-03-26 17:02 | musica/音楽 | Comments(0)
薩摩琵琶の楽譜
以前、薩摩琵琶奏者の方と仕事をすることになり、楽譜を見せてもらいました。

邦楽楽器の楽譜を実際見たのは、これが初めてでした。

全く理解が出来なく、ちょっとショックでした。

e0081119_2131214.jpg


まず、4線譜に驚きました。

4弦と考えたら、4線譜だと思うのですが、、、薩摩琵琶には5弦張ってあるんです。

楽譜を見ても全く分かりません。

邦楽楽器は口頭で教えるものなので、実際楽譜というものは存在しません。
この楽譜は、本人か弟子しか分からないようなんです。

さらに、薩摩琵琶は弾き語りなので、この楽譜を見ながら歌います。

でも、この楽譜には歌詞がありません。

それもなぞです。。。

新作の時には、楽譜に歌詞を書くようですが、、、
[PR]
by vagaoku | 2007-03-22 20:26 | musica/音楽 | Comments(0)
イタリアの真っ赤な車!!
真っ赤なイタリアの車と言ったら、、、

そうです。
バルサミコ酢の生まれた街としても有名なモデナの近郊にある
「Ferrari(フェッラーリ)」です。

シューマッハのおかげで、すっかりF1界でも有名になりました。



「Cavallino Rampante(カヴァッリーノ・ランパンテ:後ろ足立ちの馬)」の黄色いエンブレムが印象的だが、このエンブレムはフェッラーリ創立者のエンツォ・フェッラーリの兄アルフレードが第一次世界大戦時に所属していたイタリア空軍91a部隊のエンブレムから取られた。
ドイツのポルシェ、シュトゥットガルト市の紋章も同じものを使用している。


あの赤色は、フェッラーリ社のオリジナル色ではなかったようだが、現在は「フェッラーリと言ったら!あの赤色」とどこかでイメージが付いてしまったようだ。



e0081119_11504852.jpg
写真:フェッラーリF430
ミラノ・スカラ座前の広場に立っているレオナルド・ダ・ヴィンチ像の前を、フェッラーリ独特のエンジン音を響かせながら走っていく。



実は、イタリアではフェッラーリをあまり見かけません。

この日は、ミラノ近くのモンツァでイタリア・グランプリ(GP)があったため、ヨーロッパ中の熱いフェッラーリ・ファンがミラノに集まったため、あちこちでフェッラーリを見ることが出来ました。

自分のフェッラーリでイタリアの街を走り回り、たくさんの人からの視線を受けることが彼らにとっての夢なのかもしれません。


そんな爆音をとどろかせながら走っているフェッラーリ。


もしかしたら、イタリア国内でしか見ることの出来ない車種が存在します。



見つけることも、存在もわからないため、偶然見かけて写真を撮ることしか出来ませんでした。




そんな、貴重なイタリアの誇るフェッラーリになった車。。。








e0081119_1716525.jpg
写真:歌でも有名な観光地ソッレント(Sorrento)で見かけた。

何のコマーシャルか忘れてしまいましたが、
一時期イタリアで流れていたコマーシャルで
「フェッラーリに乗ってやってきたシューマッハ、なぜか帰るときにはフェッラーリと同じ色になったフィアット500(チンクエ・チェント)に乗って帰っていく・・・」
内容も忘れてしまいました。

それを再現した(?)車です。
小さな車に、馬のエンブレムは少し大きく感じます。

この車は、1957~1977年にフィアット社が販売した超小型車です。

超小型車にもかかわらず、4人乗りになっています。

映画「ルパン三世・カリオストロの城」やテレビ・シリーズ「ルパン三世」でも、窮屈に乗り込んでいる姿が見ることが出来ます。





e0081119_1717516.jpg
写真:アンコーナの旧市街で見かけた。


フェッラーリ・クラブ、アンコーナ支部の車ですが、フィアット社製の車です。
荷台に馬のエンブレムがすばらしいです。

エンブレム両脇を見るとうっすら
F I □ A T
と、見えるところも、すばらしいです。


フェッラーリ・クラブの車だけあって、イタリアでは見かけないほど磨かれたボディーは、遠くからでも光輝いていました。





e0081119_1725281.jpg
写真:ミラノ市内で見かけた。

どんな人にとってもやはりフェッラーリは憧れ。
馬のエンブレムはものすごく大きく感じますが、F1使用のフェッラーリと同じ
「Martini(マルティーニ)」のラベルも貼ってある。


フェッラーリ社は、もちろん原付を作っていないが、、、
確か、フェッラーリ社デザインの自転車はあったはずですが、、、


イタリアで見かける原付にしては、かなりきれいにしてありました。




e0081119_17314677.jpg
写真:アルノ川沿いのフィレンツェ旧市内で見かけた。


オート三輪よりも少し大きめの三輪自動車!
イタリアでは、まだ現役です!
いくら現役だからといっても、数は減りました。

現役三輪自動車をフェッラーリにしてしまう勇気には、感心してしまいます。


この写真を撮ったときは、ちょうど信号待ちをしていた時にとりました。
三輪フェッラーリは、ポールポジションで信号が青になるのを待っていました。
そして、青に変わったときに
どの車よりも早く加速し、信号を走り抜けていきました。

荷台には、仕事工具が乗せてあり多少ペンキなどの汚れがあるが、運転席側のボディーの美しさには脱帽です。



これからもイタリアには、遊び心で真っ赤な車が増えていくかもしれません。



イタリア・フェッラーリ社のホームページ
[PR]
by vagaoku | 2007-03-20 21:30 | italia/イタリア | Comments(0)
トラムのある風景 - 4


e0081119_22305926.jpg



写真:ラルガ通り 
Via Larga

トラムは車と同じように交差点で曲がる。

トラムが急に曲がってくるので気をつけなければいけないが、トラム用の信号機の見方に慣れれば怖くない。

この写真のトラム用信号機は、「-」と「/」なので「直進に進む場合は停止」「右折車は進め」となっている。
バスがトラムの走っている専用道の場合、バスもこの信号で運行をしている。
普通の道路では、バスもトラムも一般の信号機を併用している。

トラムの進行方向には、ミラノのシンボル的存在の建築物Torre Velasca(トッレ・ヴェラースカ)がそびえる。
[PR]
by vagaoku | 2007-03-19 21:26 | tram/トラム | Comments(0)
やっぱりアートの国!?


ある日、ミラノの街中を散歩していた時の話です。


いつもと同じく出発地点と到着時点だけを決めて
後は、適当に散歩をしだしました。


途中までは同じ道でも、遠くに何か見えたら
それを追って、その日も遠回りもしました。


交差点の先に見慣れないものが。。。


e0081119_17125494.jpg



見慣れない物の大きさは、車よりはるかに大きく
信号機と同じくらいの大きさ。


下には、明らかに工事現場らしき柵がある。


それにしても、道にあるものにしては、不自然・・・


道路を渡って近づいてみた。


e0081119_17131486.jpg



近づいてもなんだか分からない。。。


水道工事ではなさそう。。。

ガス工事でもなさそう。。。
(イタリアのガス工事中は、周辺ガス臭いです)


となると電気工事なのかな?


青いパイプは、巻きつけてあった物から
そのまま地面に埋めてしまったので、
湾曲したものが地面から生えてしまったように見える。


日本だと考えられないかもしれないですね。


イタリアでは、工事途中でも放置してあるんですが、
このように主張のしっかりしている工事途中は始めてみました。


このような工事途中でも
イタリアの街中にあるだけで、
アートに見えてこないですか?



e0081119_17133099.jpg



それにしても、不思議な光景ですよね。


そんな光景の似合うイタリア、とっても大好きです。
[PR]
by vagaoku | 2007-03-18 23:58 | milano/ミラノ | Comments(0)
ストライキ
イタリアでかなり早い時期に覚えた言葉の中に

Sciopero (ショーペロ) という言葉があります。

意味は、「ストライキ」です。

複数形で「Scioperi」になります。


久しぶりにニュースで「千葉県のJRはストライキにより運休」と聞きました。
それでも、日本に帰ってきてからあまり聞かない言葉です。
日本は不景気だと聞くのに、どうして「ストライキ」という言葉をあまり聞かないんでしょうか?


イタリアでは、とにかくよく聞きます。
それは、日本では考えられない職業のストライキがあるからだと思います。


e0081119_1227416.jpg



写真:
街中の壁
ストライキのポスター






鉄道(運転士、切符販売員、ポイントなどの係員、車内清掃員など)、バス、タクシー、飛行機(パイロット、整備、車内清掃など)、会社員、警察、消防署、病院、銀行、学校、ジャーナリスト(ニュースキャスター、カメラマンなど)、郵便局(局員、配達員など)、清掃員、劇場(演奏者、裏方さんなど)、一般の人(ストライキというより抗議に近いかもしれないが、、、消費者、生徒など)、、、

あげていくとキリのないくらい、ありとあらゆる職種のストライキを見ました。


e0081119_12271776.jpg


写真:
銀行の入り口に張ってあった
ストライキを知らせる張り紙。
営業はしていない。






例えば、鉄道はストライキをやっていなくても、他の職種の人たちがストライキ中の抗議で線路内で座り込みをして、鉄道が動かなくなることもあります。
高速道路や一般道路でも同じようなことがあります。


期間はさまざまで、長いもので何日間も続き、短いものでは4時間というものも。
4時間のストライキは、交通関係が多く感じます。
「本日、アリタリアは12時~16時まで飛行機整備士のストライキにより、国内線は飛びません」というニュースを見たりすると、「もしかしたら、ちょっと長めの昼休みじゃなのかな?」と思うこともあります。


ミラノ市内の交通機関で「本日18時よりストライキのため、地下鉄、バス、路面電車、トロリーバスの全てが止まります」という時は、いつもよりラッシュが早く始まったり、18時ごろにあわてて乗り込んだものの途中までしか行かなかったり、、、
それでも、最近は完全に止まるわけではなく10~20%くらいは、走っていたりすることがあります。
ただし、「来る」と思って待っていると、全く来なかったりすることがあります。


鉄道関係の仕事は、運転手だけではありません。
駅員、整備士、ポイントなどの管理をしている人、切符売り場、、、
これらの職種のどこかがストライキをするだけでも鉄道が止まってしまいます。
ただし鉄道関係の仕事でも、車内なのど清掃員がストライキは少し違います。
この場合は、ゴミだらけの構内、ゴミだらけの車内のまま運行しています。
鉄道が走っているので、ストライキの効果が少ないようでこの場合は長引きます。
1週間くらい続く場合もあります。

その間に鉄道の旅をすると異臭漂う車内、ゴミの山がいたるところにある構内で楽しさ半減です。


e0081119_158457.jpg

写真:
ミラノ中央駅
構内、車内の清掃員の
ストライキ中のホーム
まだ、このときは良かった。
このあと、構内、車内とも
生ゴミくささが続いた。



ニュースキャスターなどのジャーナリストのストライキの場合。。。
ニュースの時間は、天気予報の画面だけで終わってしまったり、お知らせだけで終わってしまったりと、その日一日テレビに生放送が無いまま終わってしまいます。


街中の清掃員のストライキも困ります。
ニュースで見たことのあるほどの長期ストライキは経験していませんが、短期間(5日間ぐらい)のストライキにはあってしまいました。
日本と違い、イタリアは道においてあるゴミ捨て場(大きなゴミ箱みたいなもの)にいつでも捨ててよく、近所の住人は特に決まったゴミ捨て場もなく適当に捨てに行きます。
車で捨てに来て投げ込む姿も見かけます。
建物によっては、門番さんが敷地内のゴミ捨て場に集まったゴミを整理して、回収日に外に出してくれるところもあります。
さて、このストライキの期間中は、もちろん回収に来てくれません。
道路や歩道の掃除もしてくれません。
道においてある大きなゴミ箱はふたが閉まらないほどゴミがあふれ、次第に道にあふれてきます。
その頃には、周囲に悪臭が漂い始めます。
テレビでは、ゴミがあふれている大きなゴミ箱から発生したガスにに引火し、燃え盛るゴミ箱が映し出されたりもしていました。


少し変わったところでは、デモに近い消費者のストライキ。
物価高騰などの問題に抗議をするために「今週の水曜日は、買い物をやめましょう!」というのがニュースなどを通じて知らされます。
みんながみんな買い物に行かないわけではないですが、この日のスーパーなどはほとんど人がいないこともありました。


e0081119_13265553.jpg


写真:
水曜日のストライキにトラム
(路面電車)と地下鉄が止まる
ことを知らせる新聞記事。





さて、すでに「イタリア名物(?)」となっているストライキは、イタリア人にはどう感じているのか?
日本だと「迷惑」という言葉がまず出てくると思いますが、イタリアでは違うようです。
例えば、学校の先生達のストライキに対しての街頭インタビューで「先生たちも労働者なんだから、ストライキはしょうがない。頑張ってもらいたい」。。。
誰でも労働をしていて、その人たちの「意思表示」なのだから頑張ってストライキをしてください。という考えのようです。
なので、ストライキで電車やバスが動かなくても文句を言う人はほとんどいません。
ただし、突然始めたストライキに対しては文句を言いまくります。

イタリアは法律によって、ストライキをする期間をあらかじめ通告することになっています。
鉄道が動いていない時にあたってしまっても、それはニュースなどを見なかった本人の問題なのですから、文句を言う義務はありません。

しかし、あるとき街中を走っているバスなどの運転手による突然のストライキが行われました。
突然のことだったので、やはり混乱が起きました。
突然止まったことに対して、この時ばかりは文句や怒りが出ていたようでしたが、それ以上に運転手達の怒りのほうが大きく、多くの人は街中を歩いて移動したり、車で移動をしたりして、突然のストライキを過ごしました。



e0081119_12333791.jpg




写真:
ミラノ・スカラ座
公演のプログラムに
ストライキを知らせる張り紙。
公演は中止になった。










もし、旅行などでストライキに出会ってしまったら、とにかくあわてないことです。
鉄道などは、駅員に聞くより自分と同じ方向へ行く乗客を探すしかありません。

以前、イタリア鉄道でミラノからパドヴァまで移動する時に、線路のポイントや線路の整備士のストライキがありました。
構内の切符売り場や、電車自体は普通に動こうとしても、駅から発車することも出来ず駅員も困っていました。
こういうときに駅員に聞いても日本のように「情報は得られません」。
構内の放送が頼みの綱です。

このときは、ミラノ市内の別の駅から出発すると言う放送が流れました。
すぐに移動したが、その駅でも列車は出発できない状態。

駅員に聞いても「放送を聞け!」と言われました。

暇だったので構内をうろうろしていたら、「よくこの駅までこれたな~」と思うくらいの日本人観光客がいました。

駅員のバイトをした事のあるので、どうしても放っておく事が出来ず、手当たりしだい日本人に声をかけていき、行き先の方面別に個人旅行の人たちをまとめていきました。
この駅では、臨時的にローマ・フィレンツェ方面、ヴェネツィア・パドヴァ方面など出発駅になりました。

構内にいた日本人に声をかけ終わったのは1時間後くらいでした。
50人以上はいたはずです。

ヴェネツィア方面は、奥田となんとか列車に乗ることが出来て、座席もみんな確保することが出来ました。
このようなストライキの時は、座席を確保することも大変です。
いくら指定席を持っていても意味がありません。

あの時に移動をしなければいけなかった人は、本当に大変でしたね。


ストライキの時は、できるだけ移動をしなくて良いスケジュールにすることをお勧めします。

本当に大変です。



ヤフー・イタリア・ニュースに載っていた写真
e0081119_15335261.jpg


写真:
清掃員のストライキ中のナポリ市内の様子


foto:
da yahoo italia notizia



イタリア交通省のストライキ状況のページ
[PR]
by vagaoku | 2007-03-17 20:57 | italia/イタリア | Comments(0)