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音楽と旅行と食べ歩き、イタリアに留学していたクラリネット奏者+元イタリア・スローフード協会会員、奥田英之の話
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カテゴリ:trasporto/交通機関( 50 )
停車中の車窓から。。。
停車中の窓からの景色


イタリアの鉄道のR(レジオナーレ:州内各駅)、IR(インテル・レジオナーレ:州外快速)は窓の開く車両がまだ多く走っています。

特にIR(インテル・レジオナーレ)は、時間さえあれば運賃のみで長距離を移動できるのでよく乗っていました。

特急より停車駅が多いが、窓の開く列車としてはビックリする速度で運行します。

おそらく最高速度は、時速160km近いと思います。

暑い時期になると、窓を開け、カーテンがバタバタと暴れまくり、頭の毛はボサボサになります。
しかし、まだ冷房車両が少ないので、窓を閉めてしまうと、車内はすぐに温室のようになってしまいます。
(夏場は、気温が40度を越える地域もあるので、最近は冷房車が増えてきていますが。。。)



そんな列車で旅行をするのが好きでした。
時間は、かかりますが。。。



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写真:ミラノ中央駅 (朝)
ミラノ→トリーノ行きIR(インテル・レジオナーレ)の出発風景




朝早い時間の出発で、すでに出発時間が過ぎてしまったので、ホームには誰の姿も見えない。


終着駅タイプのミラノ中央駅は、大きなドームが特徴です。

蒸気機関車の走っていた当時は、これくらい大きくないと構内に煙が立ち込めていたのかもしれません。
現在は、夏はしっかり暑く、冬はとても寒い、快適な構内です。

ものすごく天気の良い日は、雪を抱えた真っ白なアルプスの山々が連なっているのが見ることが出来ます。

そんなミラノ中央駅は、鉄道の旅を盛り上げてくれます。



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写真:アンコーナ駅 (夕方)
アンコーナ→ミラノ行き IR(インテル・レジオナーレ)の出発風景



週末に田舎に帰り、日曜日になると田舎を去っていく。
最終の列車には、たくさんの見送りが集まる。



注意)以前はミラノ~アンコーナの長距離IRが走っていました。
所要時間は、5時間20分ほどでした。
2005年冬のダイヤ改正により、トリーノ(Torino)~アンコーナの長距離に変わり、新しく出来たカテゴリーのRV(レジオナーレ・ヴェローチェ)となってしまいました。
ダイヤ改正前のこの列車は、途中のボローニャで乗換えが必要でした。

2007年6月10日のダイヤ改正によりRV(レジオナーレ・ヴェローチェ)のカテゴリーが廃止になりました。
わずかな期間だけの運行でした。
RVは、トリーノ~アンコーナを約7時間の所要時間で運行していました。

今回のダイヤ改正により、アンコーナ~ミラノ間はES*(ユーロスター・イタリア)、IC(インテル・シティ)が非常に増えたが、IR(インテル・レジオナーネ)が無くなってしまいました。





長距離を楽しめる、お勧めIRは、
ミラノ~ピサ/リヴォルノを5時間弱で1日1往復のみ走っています。

ミラノ~フィデンツァは、主に平らな平野を走っています。
フィデンツァ~サルツァーナは、Appennino(アッペンニーノ)山脈の北部を通過して、峠を越える。
マッサやカッラーラの辺りでは、大理石採掘現場のある山が、まるで雪が積もっているように光り輝いているのが見れる。
carnevale(カルネヴァーレ:謝肉祭/カーニバル)で有名な海岸の街、ヴィアレッジョを通り、斜塔のあるピサを通り、終点の砂浜のあるリゾート地、リヴォルノに到着する。


停車駅は、
Milano Centrale (ミラノ・チェントラーレ)
Milano Rogoredo (ミラノ・ロゴレード)
Melegnano (メレニャーノ)
Lodi (ローディ)
Casalpusterlengo (カザルプステルレンゴ)
Codogno (コドーニョ)
Piacenza (ピアチェンツァ)
Fidenza (フィデンツァ)
Dornovo (ドルノーヴォ)
Berceto (ベルチェート)
Borgo Val di Taro (ボルゴ・ヴァル・ディ・ターロ)
Pontremoli (ポントレモーリ)
Villa Franca-Bagnone (ヴィッラ・フランカ=バニョーネ)
Aulla Lunigiana (アウッラ・ルニジアーナ)
S.Stefano di Magra (サン・ステーファノ・ディ・マーグラ)
Sarzana (サルツァーナ)
Carrara-Avenza (カッラーラ=アヴェンツァ)
Massa Centro (マッサ・チェントロ)
Forte dei Marmi-Seravezza-Querceta
(フォルテ・デイ・マルミ=セラヴェッツァ=クエルチェータ)
Pietrasanta (ピエトラサンタ)
Viareggio (ヴィアレッジオ)
Pisa Centrale (ピサ・チェントラーレ)
Livorno Centrale (リヴォルノ・チェントラーレ)


注意)2007年6月10日のダイヤ改正でIR(インテル・ラジオーネ)のカテゴリーは廃止になってしまいました。
この列車は、R(レジオナーレ)として運行しています。
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by vagaoku | 2007-06-24 22:14 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
イタリアの鉄道:2007年6月10日のダイヤ改正

2007年6月10日のダイヤ改正は、大幅に変わりました。


イタリアのFS(Ferrovie dello Stato)こと、Trenitalia(「トレニターリア」とか「トレンイターリア」と発音)が大幅なダイヤ改正を行いました。


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ミラノ~ローマに「AV(Eurostar Italia Alta Velocità:アルタ・ヴェロチター)」が運行されました。
現在は「ES*(Eurostar Italia:ユーロスター・イタリア)」と「AV」が交互に運行されています。
所要時間は、4時間30分のまま変わっていません。

ミラノ~ナポリは、「ES*」が6時間30分で運行されていました。
改正後、「AV」の直通運転により6時間12分に短縮されました。
ほんの少しだけ、短縮されました。


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ミラノ~アンコーナなどを走っていた多くの「IR(Interregionali :インテル・レジオナーレ)」が廃止になり、ユーロスター・イタリア、IC(Inter City:インテル・シティ)、ES City(ユーロスター・シティ)の運行になってしまいました。

2005年冬のダイヤ改正により、トリーノ(Torino)~アンコーナを走っていたRV(レジオナーレ・ヴェローチェ)も無くなってしまったようです。



FS「2007年6月10日のダイヤ改正について」のページへ
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by vagaoku | 2007-06-14 22:30 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
セッテベッロ ETR300 の今

ETR300 (Elettro Treno Rapido:エレットロ・トレーノ・ラーピド:高速電車)

列車の愛称 : Settebello (セッテベッロ)


イタリアにいた頃、ミラノに帰ってくるときの列車の中から見慣れない色の列車が通り過ぎた。

「まさか!」と思った時には、すでに通り過ぎてしまった。


あるとき、知り合いの旦那さんがFS(トレンイターリア)に勤めていることを知り、仕事内容を聞いている時に「丸っこい、緑色の古い電車をどのようにやって再生したり、イベントなどで使っていくかを企画している部署なんだよ」と聞いて、「やっぱりあの電車は生きていたんだ」と確信をした。



それからも何度か乗っていた列車の中から見かけたが、一瞬の出来事だったので写真も撮ることができなかった。




それから何年か経ったある日、アンコーナからミラノへ向かう列車の中からアンコーナ駅近くの列車庫に停車している「セッテベッロ」を肉眼で確認して、慌ててカメラを出したがシャッターを切ったときには、遠くのほうにしか確認が出来なかったが、ミラノに着くまで興奮したままだった。

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2003年9月5日、ミラノ行きユーロスター車内から初めて肉眼で確認が出来た。
しかし、カメラを用意したときにはすでに遠くになってしまった。
あまりに遠いので「赤い矢印」を書きたしてみました。



約4ヵ月後、同じ場所を通った時にはあらかじめカメラを構え、止まっていないかも知れない、前に列車が止まっていたら見ることすら出来ないかも知れないが、その時を待った。

乗っていた列車は、イタリアの誇るユーロスター・イタリアだったので窓は開かず、少し黒っぽいガラスだったので、写せるか心配だったが無事に写す事が出来た。



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写真:2003年12月30日
ユーロスター車内から撮影に成功した。





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写真:2003年12月30日
ミラノ行きユーロスター
車内からどれだけ戻って写真を撮りたかった、、、
見えなくなるぎりぎりまで撮り続けた





小さい頃から憧れていた、この列車が未だに走っていることを知った喜び。

この後、何度も「セッテベッロ」を見ることが出来た喜びを思い出すだけで、子供の頃に本で見た、あの感動がよみがえってきます。



セッテベッロ ETR300 Settebello」へ
セッテベッロ ETR300 を知る」へ
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by vagaoku | 2007-06-13 23:57 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
まっすぐな線路

イタリアの鉄道は、平野部になるとまっすぐな区間が多いです。

区間によっては、点と点を線でつないだように、街と街がまっすぐの線路でつながっています。


古代ローマ帝国時代、国が拡大していくのに街と街をつなぐ街道は、ほぼ直線で作られています。

当時、軍事目的の馬車や郵便馬車が出来るだけ早く移動するために、直線で作られたと言われています。

もしかしたら、古代ローマ帝国時代からの「遺伝子」に、組み込まれている物なのかもしれません。



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写真:IC(Inter City:インテル・シティ)の最後部の車両から。
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by vagaoku | 2007-06-05 22:37 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
ユーロスター・イタリア ETR500の車内 その2
ユーロスター・イタリア ETR500の車内 その1」からの続き。


ユーロスター・イタリアの1等車には、定員4人の個室が2室ぐらいあり「Salottino business class:サロッティーノ・ビジネス・クラス」というカテゴリーの個室がある。

一般的な1等車の座席とほぼ同じ大きさだが、オレンジ色と黒の革張りの落ち着いた感じになっている。

料金は、普通の1等車より1.5倍ぐらいの特別料金になっている。




一度、全ての車両がいっぱいで、この席になったことがあった。
切符売り場の人も「この席しかないけど、大丈夫?」と聞いてきたが、この列車でしか行けなかったので乗ってみました。

仲間同士で座るならいいが、他人同士はかなりつらい空間でした。
いくら、イタリア人でも居心地が悪かったと思います。

革張りの座席も服装によっては、快適に過ごせるが、夏場の肌が出ている服装の時には、少しくっつく感じがあってあまり居心地がよくなかった。

座席の大きさや形状が1等車両の座席と同じだが、1等車両の座席にある本来の座面にある「くぼみ」が革張りのために効果がなくなり、本来の機能性はあまり感じられなく、座り心地が良くなくなったと思う。


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食堂車は、オレンジに統一された明るい車内になっている。
営業時間は決まっていて、1等車優先でウエーターが予約を取りにくるが、営業が始まってから空席状況を車内に放送をして、空席がある場合は予約無しでも行くことも出来る。
食事は、コース料理(前菜、パスタ類の第1の皿、メインの第2の皿+付け合せ、デザート)が基本でつけ合わせなどかなり融通が利く。
季節、路線によってメニュー、コース・メニューは変わる。
そのほか、ハーフ・ボトルのワイン(赤ワイン2~3種類、白ワイン2~3種類、発泡ワイン)、リキュール類、水、ジュース類など頼める。
営業時間は、布製のテーブルクロス、陶器の皿、グラスなどのテーブルセッティング、窓に花(造花だったかも知れない)など食堂車としての雰囲気はかなり良い。

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写真:営業を終えた後の食堂車の為、テーブルクロスなどのセッティングはされていなく、座席もあげて掃除をし終わっている。


食堂車の営業時間外は、食堂車に併設してあるバールで軽食が楽しめる。
バール部もオレンジに統一されている。
朝のセットもその時によって違うが、ブリオッシュ+暖かい飲み物(エスプレッソ、カップッチーノ、チョコラート、紅茶)+ハム+チーズ+生ジュース+パン+バター+ジャム+蜂蜜の朝のセットが8ユーロぐらいであったりする。

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トレンイターリアのホームページから
ビジネス・クラス・サロンの画像を見る
食堂車の画像を見る バールの画像を見る        QuickTime.
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by vagaoku | 2007-06-01 21:47 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
広告ユーロスター・イタリア

日本でも、広告列車やバスをよく見るようになりました。

日本では、「ラッピング車両」と呼ぶみたいですが、イタリアでは
Livrea pubblicitaria (リヴレーア・プッブリチターリア=広告のお仕着せ)と言います。



トレンイターリアは、ちょっとびっくりするような広告列車があります。
日本で言うと新幹線がこの状態になっているのを想像してもらえれば。。。

もちろん、普通の列車にもありますが、今回はユーロスター・イタリアのみです。


ユーロスター・イタリアの広告列車。
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mandarina

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lotto

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marche



広告列車を探すだけでも面白いです。



高速列車なのにスピード感の無い「マンダリーナ・ダック」の顔の愛くるしさが、なんとも言えないです。



広告ユーロスター・イタリアばかり集めたイタリアのサイトへ
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by vagaoku | 2007-05-05 20:45 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
ユーロスター・イタリア AV
ETR500 (Elettro Treno Rapido:エレットロ・トレーノ・ラピード)


2005年12月から営業を開始した、高速専用路線専用特急列車
EuroStar Ilalia Alta Velocità(ユーロスター・イタリア・アルタ・ヴェロチター)

Alta Velocità(アルタ・ヴェロチター)は「高速」「超高速」という意味。

時刻表などの表記は「AV(ジウジアーロのデザインによる文字)」。

鉄道専門デザイン会社AnsaldoBreda S.p.A.(アンサルドブレーダ社)のデザインした、ETR500の2次車を高速路線専用に塗装、内装を変えた車両。
高速路線の交流区間が開通したことにより、ETR500の最高速度である時速300kmでの営業が開始された。



ローマ~フィレンツェ間(218km)の高速路線開通時に、トレンイターリアは
Treno Alta Velocità SpA(トレーノ・アルタ・ヴェロチター社)を立ち上げた。

計画路線は、
★ ミラノ⇔ボローニャ⇔ローマ⇔ナポリ
★ ミラノ⇔ジェノバ
★ トリーノ⇔ノヴァーラ⇔ミラノ⇔ヴェローナ⇔ヴェネーツィア
と計画をした。

高速運転をするため、在来線の直流3000Vから交流25000Vに設計することにしたが、すでに開通したローマ~フィレンツェ間は、在来線と同じ直流3000Vのままで、現在も運行している。

交流区間の高速専用路線は、2005年12月にローマ~ナポリ間205km(1時間27分。普通のユーロスターの場合は1時間45分)が開通し、ローマ⇔ナポリのみユーロスターAVが運行を始めた。
2006年2月にトリーノ~ノヴァーラ間が開通し、トリーノ⇔ミラノ(1時間22分。全線開通すると所要時間50分125km)のみのユーロスターAVが運行を始めた。
2006年5月には、トリーノ~ノヴァーラ間で営業車両での実験で時速350kmを超えた。

ミラノ~ノヴァーラ間は、2009年開通予定。
ミラノ~ボローニャ間182km(開通すると所要時間56分)、2008年開通予定。
2006年6月19日にこの区間の最大事業だった、ポー川に架かる橋が完成した。
ボローニャ~フィレンツェ間78.5km(開通すると所要時間30分)、2009年開通予定。
2005年10月21日にこの区間のトンネル掘削が開通した。

現在、ミラノ~ローマ間が普通のユーロスターで4時間半(停車駅は、ミラノ、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ)、一番早いユーロスターで4時間ちょっと(停車駅は、ミラノ、ボローニャ、ローマ)、全線開通すると3時間ちょっと(停車駅、ミラノ、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ)になる。


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写真:ミラノ中央駅
ユーロスター・AV ETR500の2次車
Sta. Milano Centrale Eurostar Italia AV ETR500 Politensione



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写真:ヴェネーツィア・サンタ・ルチーア駅
普通のユーロスター使用時のEurostar AV Sta. Venezia Santa Lucia


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ジウジアーロ・デザインのユーロスター・イタリア・アルタ・ヴェロチターのロゴ
Il logo EuroStar Ilalia Alta Velocità da Giugiaro Design


ジオルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)
イタリア工業デザインの巨匠。
ピエモンテ州クーネオ県ガレッシィオ(Garessio)で生まれる。
これまでに人日常生活で使うありとあらゆるものをデザインしている。
日本製品のためにも数多くデザインしている。
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by vagaoku | 2007-04-26 21:07 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
ユーロスター・イタリア ETR500の車内 その1
ユーロスター・イタリア」からの続きです。

ETR500 (Elettro Treno Rapido:エレットロ・トレーノ・ラーピド)


以前は、1等車4両、2等車6両、食堂車1両、前後の機関車部2両の計13両編成だったが、2004年から徐々に、1等車4両、2等車7両、食堂車1両、前後の機関車部2両の計14両編成で運行している。
車両数を調節したため機関車部(1次車)があまってしまい、ユーロスターから格下げして一般機関車として使い始めている。

基本編成(方向は、時々変わることがある) 1=1等車、2=2等車
  機関車部+1+1+1+1+食堂車+2+2+2+2+2+2+2+機関車部
←ミラノ・ローマ     フィレンツェ・レッチェ・ナポリ・トリーノ・ヴェネツィア→


座席は中心にくぼみがあるため、体を包み込むような座りは心地が良い。
この座席に慣れてしまうと、新幹線の座席は耐えられなくなってしまう。

座席は、固定でボックスの向かい合わせになっている席が多い。
間に収納式のテーブルがあるので、座席間は広い。
向かい合わせになっていない座席もあるが、その座席は前の座席の背もたれにテーブルが収納されている。

リクライニングは、日本でよく見かける背もたれが倒れるのタイプではなく、座面が前に滑っていくタイプ。
座面が前に迫り出すので、向かい合っている座席の時には、向かいの人のひざが当たってしまうが、背もたれごと前に移動するので体を包む感じは失われないままリクライニングが出来る。
向かい合せになっていない座席は、前の背もたれが倒れないので視線のあたりの空間は保たれる。

向かい合わせになっていない座席には、1等車、2等車関係なく足置きがある。



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写真:1等車の車内
赤を基調とした3列シート座席方向は固定式電動(エアー式)リクライニング



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写真:2等車の車内
緑を基調とした4列シート座席方向は固定式
リクライニング・スイッチは座席下の分かりにくい所に設置してある




トレンイターリアのホームページから
1等車の画像を見る 2等車の画像を見る        QuickTime.



ユーロスター・イタリア ETR500の車内 その2」へ。
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by vagaoku | 2007-03-31 00:07 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
ユーロスター・イタリア ETR500

ETR500 (Elettro Treno Rapido:エレットロ・トレーノ・ラーピド)


トレンイターリアの最高速度時速300kmを誇る
特急列車「ユーロスター・イタリア」ETR500。
時刻表などの表記は「ES*」。
EuroStar Italiaの発音は、車内や構内アナウンス意外では「イタリア」を省いて、「エウロスタール」「エウロスター」「ユーロスター」と人によってばらばら
 ※イタリア語の発音か英語の発音かの違いです。


前後が機関車になっていて乗客の乗ることのできない機関部になっている。
客車にはモーターが付いていないので、モーターなどの振動や音が無く、ゆれも少なく静かで乗り心地は良い。

ローマ~フィレンツェ間の高速専用路線(通称「Direttissima:ディレッティッシマ」)の開通にあわせピニンファリーナ社デザインによるETR500(1次車)が1995年から営業を始めた。

ローマ~フィレンツェ間(工事期間1978~1991年)の高速専用路線は在来線と同じ直流3000Vだったが、それ以降の高速専用路線を交流25000Vに設計したため新たな機関車が必要になり、現在は直流専用の1次車と交直流の2次車の両方が走っている。
2005年12月に開通したローマ~ナポリ間、2006年2月に開通したトリーノ~ノヴァーラ間だけが交流路線なので、今のところ他の区間は1次車と2次車の両方が走っていても問題は無いようだ。

2次車のデザインは、ナポリの鉄道専門デザイン会社AnsaldoBreda(アンサルドブレーダ社)が受け持ち、正面のデザイン、機関車部上部のパンタグラフの形などが変更された。(2次車のパンタグラフは、「◇」と「く」の2種類の形が存在する)
客車内部も多少変更されている。

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写真:ミラノ中央駅
ピニンファリーナ社デザインのETR500の1次車
ETR500 Monotensione モノテンシィオーネ



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写真:ミラノ中央駅
アンサルドブレーダ社デザインのETR500の2次車
ETR500 Politensione ポリテンシィオーネ



ピニンファリーナ(Pininfarina)
フェラーリのデザインがもっとも有名で、船舶、トラック、バス、トラクター、フォークリフト、スピーカー、エスプレッソマシン、サングラス、、、など分野は幅広く、最近ではトリーノ・冬季オリンピックの聖火台とトーチのデザインも担当した。

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ETR500機関車部(1次車)
運転席出入り口近くに「pininfarina」のサインが(緑色の文字)確認できる。
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by vagaoku | 2007-03-08 21:37 | trasporto/交通機関 | Comments(0)
イタリアの鉄道
イタリアを駆け巡る国鉄FS(Ferrovie dello Stato)が2000年1月から州ごとの民営鉄道会社Trenitalia(「トレニターリア」とか「トレンイターリア」と発音)に業務が引き続かれた。

イタリア国鉄の民営化は、ちょうど日本国有鉄道(JNR)からJRになったのと同じような感じだが、Trenitaliaに業務が引き継がれた後も愛称は「FS」のまま引き継がれしまっているため、「Trenitalia」と「FS」が混同してしまっている。

民営化されても遅延はしっかり「伝統」として引き継がれているが、冬季トリノ・オリンピック以降その「伝統」は多少減ってきたように思う。
「伝統」が減ってきた背景には、「罰金」が見えてくる。
無理をして大きな事故だけは避けてほしい。
イタリアの鉄道事故は、びっくりするぐらい多いので。。。

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写真:ミラノ中央駅
イタリアの誇るユーロスター・イタリアETR500第2次車。
現在のユーロスター・イタリアと塗装が多少違う。
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by vagaoku | 2007-03-04 00:51 | trasporto/交通機関 | Comments(0)