東京メトロ副都心線
2008年 06月 13日
東京メトロ副都心線が2008年6月14日に開通します。
今まで、東京メトロで移動が最もしにくかった池袋・新宿⇔渋谷が、副都心線のおかげで楽になります。
「副都心線」の路線名が決まっていない頃は、「13号線」といわれていました。
東京都内を走っている地下鉄すべてに数字がついています。
これは、路線の認可された順番で東京メトロと都営地下鉄の通し番号なので、東京メトロだけ並べると欠番があります。
(認可された時期と工事開始時期はずれています)
・開業した順番で並べてみると・・・
3号線
銀座線 浅草駅 - 渋谷駅 14.3km
4号線
丸ノ内線 本線:池袋駅 - 荻窪駅 24.2km、
分岐線:中野坂上駅 - 方南町駅 3.2km
2号線
日比谷線 北千住駅 - 中目黒駅 20.3km
5号線
東西線 中野駅 - 西船橋駅 30.8km
9号線
千代田線 本線:綾瀬駅 - 代々木上原駅 21.9km、
支線:綾瀬駅 - 北綾瀬駅 2.1km
8号線
有楽町線 和光市駅 - 小竹向原駅 - 新木場駅 28.3km
11号線
半蔵門線 渋谷駅 - 押上駅 16.8km
7号線
南北線 目黒駅 - 赤羽岩淵駅 21.3km
13号線
有楽町線新線 和光市駅 - 小竹向原駅、
副都心線 池袋駅 - 渋谷駅 20.2km
このように並べてみると、開業した順番と認可された順番は、まったく違うので面白いですね。
さて、東京メトロ副都心線ですが、東京メトロでは珍しい、地下路線内の急行運転が特徴になっています。
これは、副都心線の(池袋⇔渋谷)開業区間と同じ区間を走っているJR埼京線に対抗しているのかもしれません。
たいした距離では無いので、必要無いと思いますが。。。
副都心線と有楽町線は、和光市駅⇔小竹向原駅が同じ路線なので、東京メトロ内で2種類の車両が走る珍しい路線になっています。
駅構内は、開放感のあるつくりが特徴です。
少し、横浜のみなとみらい線に似ているかもしれません。
新宿三丁目駅は、全体に白い壁が特徴です。
少しでも広く見せようという感じですが・・・殺風景な感じもします。
ホームは、丸ノ内線などに採用されている背の低いタイプのホームドアがになっています。
1991年に開業した東京メトロ南北線の天井までのガラス張りで仕切られているホームドアが、好きです。
予算的な問題なのか工事のしやすさなのか、新しい路線なのに南北線タイプ出なかったのは残念です。
見た目のデザインなどが悪すぎます。
せめて、パリの地下鉄14号線のようだったら・・・
南北線タイプは、入線時のホームの風が極めて少なく、ホームなどの明るさがよかったのですが・・・
明日、開通をするのにデパートなど変な盛り上がりをしていますが、今後、頻繁に使用する路線になりそうです。
写真:2004年6月3日、パリ