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音楽と旅行と食べ歩き、イタリアに留学していたクラリネット奏者+元イタリア・スローフード協会会員、奥田英之の話
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この人の職業は?
イタリアの街中には、不思議な人が立っています。

何年も同じ場所に趣味で立っているおじさんもいますが、、、
今回はちゃんと職業として街中に立っている人です。

街にもよりますが、この写真はミラノ市内です。
e0081119_22304086.jpg

夏場の写真なので、ものすごく簡単な格好ですが、基本的には自由らしいです。
オレンジ色の目立つ、服がこの職業の証になっているようです。

大きく「CONSERVIZI:コンセルヴィーツィ」と書いてあります。

意味は、「保管」「管理」「守り」といった意味です。

読みにくいですが、下に小さく
「Gestione Parcheggi e Sosta:ジェスティオーネ・パルケッジ・エ・ソースタ」と書いてあります。

意味は、「駐車場と駐車、管理」と言う漢字の意味です。


これで大体の意味が分かると思います。

駐車場の管理の人です。


といっても、この人が立っているのは駐車場ではなく道です。

ミラノ市内の駐車場はほとんどが道路です。
地下にある駐車場は、街中に数箇所しかありません。

そのため街中の道路は車であふれています。
特に駐車が必要で道路が込む場所は、有料で道路に止めることが出来るようになっています。
e0081119_22311098.jpg


道路に青い線が引いてある場所には、このような人が立っていて彼らが料金管理をしています。

人がいない場合は、近くのバールなどでスクラッチ式の駐車券を購入して、フロント部に置いておきます。
その時に人が立っていなくても、取締りをする人が巡回してきます。

切符を購入する機械が置いてある街も最近増えてきました。


白い線が引いてある場所は無料で止める事が出来るが、空いている駐車場を探すのは至難の技です。



さて、どうしても会社などの関係で人のいる青い線の有料駐車場を使わなくてはいけなく、さらに意外に利用する人が多く空いていない時もあるような場所の場合、多くのイタリア人はどうするか?

この駐車場で働いている人は、ほぼ毎日同じ人が同じ場所に立っているので、時間があるときにエスプレッソなどを近くのバールでご馳走をしたりします。
ちょっとした、賄賂のようなものです。

ご馳走をしてくれる常連の人の車のサイズは分かっているので、ちょっとゆるゆるに他の車を止めさせて、常連が来たときに車を止められるようにしておきます。
そうすれば、いつに来ても常連の人は止められます。

この方法は、坂の無い駐車場のみに有効です。

なぜかと言うと、ゆるゆるに止めてなぜ1台分のスペースが空くか?
イタリアでは、平らな道路に駐車する場合サイド・ブレーキを引きません。
なので、動かしたい車にゆっくりぶつかっていき「グ!」と押せば、ゆるゆるのスペースがちょうど埋まり、一件落着です。

おそらくこういう方法は、イタリアでしか無理だとおもいますが。。。



しかし、最近きれいな車が増えてきて、「グ!」と押して動かす光景を見ることが少なくなってしまい、イタリアの大事な「伝統」がまたひとつ減っていくのが寂しくてたまりません。


写真は、ミラノのConservatorio(コンセルヴァトーリオ:音楽院)近くの道路で写したものです。
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by vagaoku | 2007-04-18 11:36 | italia/イタリア | Comments(0)
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