バス・クラリネットのシステム - 1
2007年 03月 06日
クラリネット移調楽器のなで実音ではそれぞれ違ってくるが、最低音は「ミ」です。
例外の楽器もあります。
半音低い「ミ♭」まで出るのは、アルト・クラリネット(Es管)、長さの短いバス・クラリネット(B管)、コントラアルト・クラリネット(Es管)があります。
半音低いということは、基本はキーがひとつ増えるだけです。
それよりも低い「ド」まで出るのは、バセット・クラリネット(A管)、バセット・ホルン(F管)、バス・クラリネット(B管)、コントラバス・クラリネット(B管)があります。
ミ♭~ドの4音増えるとメーカーや機種によって増えるキーの数はさまざまだが、どの楽器もキーが増やせるのは「右手小指」「左手小指」「右手親指」の3箇所なので、キーの配置はさまざまです。
3箇所に4音分のキーを配置するのですから。
エーラー・システムのバス・クラリネット、バセット・クラリネットなどは、低音域のキーを「右手親指(楽器の裏)」に4つ配置してあるだけなので、低音域以外は普通のクラリネットと同じキー配置になっている。
写真:
エーラーのキー配置は
ド |ミ♭
レ♭|レ の順に配置され
おくだのセルマーは
ド | レ♭
の順に配置されている