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音楽と旅行と食べ歩き、イタリアに留学していたクラリネット奏者+元イタリア・スローフード協会会員、奥田英之の話
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ある日の空 - 13
シエナのドゥオーモ(大聖堂:duomo)の天井のような紺色の夜がやってきた。

地球の大きな影が空を覆ってくる。
宇宙の色なのかもしれない。。。

赤みがかった空と白っぽい空と歌川広重の浮世絵のような紺色の空が静かに夜の訪れを知らせてくれていた。

イタリアの語のアッズーロ(azzurro)は「青」や「空色」と訳されるが日本で言う紺色に近い。
濃い海の色のようにも感じられる。
日本語で言う「空色」は、イタリア語ではチエーロ(cielo)かもしれない。

空の色は、毎日違う表情を見せ、毎日違う感情を見せる。
数分おきでも、それを感じる。


あの日は、街の騒がしさとは関係なく、静かに紺色の夕暮れに覆われた。

さっきまで、薄く明るく赤い浮世絵だった紙が、しだいに深く濃いラピスラズリの顔料に塗られた版下を次々刷り上げられているようだった。

雲の無い暑い夏の一日、夕食前の一瞬の出来事だった。。。

e0081119_14344689.jpg



2004年8月14日 アンコーナ 20時
14.08.2004 Ancona pm 20 ore
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by vagaoku | 2011-07-18 22:03 | cielo/イタリアの空 | Comments(0)
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